木曜日

LA is to limit fast-food merchants

ダイエット
LAがファストフード出店を制限
 肥満防止対策のため、ロサンゼルス市がファストフード店の出店を制限する法案を検討することになった。ジャン・ペリー市議会議員が6月、同案を提出した。

 ロサンゼルス・タイムズによると、ロサンゼルス市議会はこの秋、サウス・ロサンゼルス内でのファストフード店について、最高2年間の新規出店中止を検討する。南カリフォルニア大学を中心とする半径約4分の1マイルの範囲には、現在すでに約20店舗ものファストフード店があると言われる。

 ロサンゼルス・タイムズが市内のレストラン約8200店舗を分析したところ、サウス・ロサンゼルスは最もファストフード店が集中していた。1人あたりのレストラン軒数はウェストサイド、ダウンタウン、ハリウッドより少なく、バレー地区とほぼ同じである一方で、ファストフード店の比率が高く、スーパーマーケットの軒数が圧倒的に少ない。



 ロサンゼルス郡衛生局が4月に行った調査によれば、サウス・ロサンゼルスに住む成人の30%が肥満で、郡平均の20.9%よりはるかに高い。同地域の児童肥満率も29%と郡平均の23.3%を上回った。

 カリフォルニア州バークレーやアーカタを含む一部の市では、特定地域でのファストフード出店をすでに制限している。また、ニューヨーク州ポートジェファーソン、マサチューセッツ州コンコルド、カリフォルニア州カリストガは特定地区へのファストフード出店を全面的に禁じている。ただし、これらの規制は中小企業保護が目的で、住民の健康を主眼としたものではないという。

0 件のコメント: