金曜日

Diet The world's second "obesity" is the highest in Scotland

ダイエット
世界で2番目に「肥満率」が高いのはスコットランド
世界の先進国において、「肥満」と診断される成人の割合が最も多いのはアメリカだが、2番目にスコットランドが挙げられたことを、スコットランド政府が明らかにした。

この報告によると、スコットランドでは「肥満」と診断される割合は、子どもでは男児で6人に1人、女児で7人に1人とされ、成人では男性で4人に1人、女性で5人に1人となっているという。また、肥満の割合が最も高い地域はオークニー諸島やシェトランド諸島、ウエスタン・アイルズ(ヘブリディーズ諸島)で、これらの地域で肥満もしくは体重過剰と診断される割合は、男性が全体の70%以上、女性が65%を占めているとされる。

肥満関連の病気でスコットランドが負担する医療費は、6年前には1億7,100万ポンド(約376億2,000万円)と試算されたとされ、現在では肥満が原因とされる高血圧は年間約50万件、脳卒中は年間5,000件以上、結腸ガンは全体の約30%を占める、年間約650件と報告された。

スコットランドでは子どもの肥満対策として、来年9月から学校の自動販売機でのお菓子や清涼飲料の販売を禁止すると共に、学校食堂でフライドポテトをメニューに出す回数を制限するなどの取り組みを実施する予定。これらの対策は子どもたちの健康に長期的な好影響を与えるとの評価を得ているが、さらなる取り組みとして、小学校の運動時間を、現在の週平均70分から週2時間に延長すべきとの提案も挙げられているという。

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