木曜日

Soda causes obesity products, packaging a warning to require listed

ダイエット
肥満はソーダ類が原因、容器に警告記載を要求
 米国人の肥満が増えた主原因に清涼飲料水のソーダ類が挙げられるとして、米国の消費者団体公益科学センター(CSPI)が、清涼飲料水の容器に警告を記載するよう、ロビー活動を続けている。同団体は、「ソーダはジャンクフードそのもの」として、学校現場からのソーダ追放運動なども展開している。


米農務省の統計によると、20世紀半ばの米国人は、ソーダ類の4倍量の牛乳を飲んでいたという。しかし、現在ではその割合が完全に逆転。これと呼応するかのように、米疾病対策センター(CDC)の統計によれば、肥満の割合は30年前から倍増し、10代の若者に限れば3倍になっている。


ハーバード大学の内分泌学者デイビッド・ルドウィッグ博士も、ソーダ類が肥満の元凶だと唱える。同博士は2001年に米医学誌ランセットで、甘い飲料水が体重の増加と密接に関連しているとの研究報告を発表し、多くの肥満研究者に引用されている。


研究者や医師らがソーダ類を問題視する理由として、飲み物と食べ物では体の反応の仕方が違うことが挙げられる。


熱量が同じ量だとしても、飲み物を摂取した場合は咀嚼(そしゃく)が必要な食べ物よりも、糖分の吸収速度が速く、血糖値が急上昇する。


その結果、血糖量を下げる働きのあるインスリンなどが大量に放出され、この影響で血糖値が急降下し、さらに空腹感が増してしまう。


このことから分かる様に、同じ熱量のハンバーガーとソーダ類を食べたとしても、摂取熱量は同じであるにもかかわらず、ソーダ類の場合は満腹感が得られにくいばかりか、空腹感が促進される可能性がある。


CDCなどの統計によれば、米国人が1日に摂取する熱量のうち、約10%がソーダ類由来となっている。


ルドウィッグ博士は、減量の最初の段階は「砂糖を多く含むソーダ類をやめて、水やダイエット用の飲料に変えること」と述べ、「ソーダ類をやめれば、体重は落ちる」としている。


CSPIのマイケル・ジェイコブソン会長は、「ソーダ類はカロリーだけで、栄養も何もないジャンクフード。食事の中の爆弾だ」と強く批判し、清涼飲料水の容器に警告を記載するよう、政府に働き掛けている。

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